留学の奨学金は何がある?給付と貸与の違いと経験者100人中13人が使った留学
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このテーマのデータ留学の費用留学の奨学金は返済不要の給付と返済が必要な貸与の2つに分かれます。大学生ならJASSOの海外留学支援制度とトビタテが入口で、高校生もトビタテに応募できます。
留学経験者100人のうち奨学金を使った人は13人でした。そのうち8人は大学の交換留学で、語学留学の人は56人中3人です。
ワーホリの14人と高校留学の8人で奨学金を使った人はいませんでした。社会人のワーホリは貯金が中心で、高校生はトビタテが主な候補です。
目次
留学の奨学金は給付と貸与の2種類
留学の奨学金を国の制度でまとめているのはJASSO(日本学生支援機構)です。案内のページには給付の海外留学支援制度とトビタテ、返済が必要な貸与奨学金が並んでいます。
出典 JASSO 海外留学のための奨学金(2026-11-01 確認)
返さなくてよいお金。大学を通して申し込むものと個人で応募するものがあります。
借りるお金。帰国後に本人が返します。
給付はたいてい選考があり、人数も限られます。まず給付を探し、足りない分を貸与や貯金で埋める順で考えましょう。
経験者100人で奨学金を使った人は13人
留学の費用をどう用意したか(100人)
回答100人
- いちばん多いのは貯金と家族の援助です。奨学金は返済不要が11人で返済が必要が3人でした。両方を使った人が1人いるので、奨学金を使った人は合わせて13人です。
- 1人が複数を選んだので合計は100%を超えます。奨学金だけで全部まかなった人は少なく、貯金や援助と組み合わせて考えるのが現実的です。
奨学金があったので、日本よりも贅沢な生活を送ることができました。
奨学金を使った人が多いのは交換留学
留学の種類別に奨学金を使った人の割合(98人)
奨学金を使った人の割合(各グループの回答者が分母)
- 交換留学は12人中8人が奨学金を使っていました。ワーホリは14人中0人です。
- 使った13人のうち12人が大学生でした。大学に在籍していると大学を通す奨学金に申し込めるので、まず在籍大学の国際交流の窓口で聞いてください。
JASSOの海外留学支援制度は大学を通して申し込む
JASSOの海外留学支援制度は返済のいらない給付の奨学金です。交換留学などで行く人向けの協定派遣と、海外の大学で学位を取る人向けの学位取得型に分かれます。
- 協定派遣は大学がJASSOに申請し、学内の選考で選ばれた人が受け取る
- 学位取得型は学部向けと大学院向けがあり、募集の締め切りは出発の前の年の秋
- どちらも所属や進学先の条件があるので、自分が当てはまるかを最初に見る
協定派遣(交換留学など)
大学どうしの協定で8日以上1年以内の留学をする人が対象です。月額は地域により8万円から12万円で、家計基準を満たす人には渡航支援金16万円が加わります。
学生が個人で申し込むことはできません。大学がJASSOに申請し、学内で選ばれた人が受け取る仕組みです。
協定にもとづくプログラムなら1か月の短期でも8日以上なら対象に入ります。学内の締め切りは大学ごとに違うので、夏に出るなら春までに国際交流の窓口で聞いておきましょう。
出典 JASSO 海外留学支援制度(協定派遣)(2026-11-01 確認)
学位取得型(海外の大学・大学院に進学)
海外の大学で学士を取る人向けの給付の制度があります。募集要項は7月下旬から8月ごろに出て、10月上旬に締め切られます。
出典 JASSO 海外留学支援制度(学部学位取得型)(2026-11-01 確認)
大学院で学位を取る人向けには大学院学位取得型があります。正規留学は1年あたりの学費が大きいので、出発の1年以上前から募集の時期を見ておきましょう。
トビタテ留学JAPANは高校生と大学生の返済不要の奨学金
トビタテは民間の寄附でつくる返済不要の留学奨学金です。高校生等と大学生等の2つの区分があります。
2026年10月1日に高校生等の第12期と大学生等の第19期の募集開始が発表されました。締め切りは区分ごとに公式ページで出ます。
出典 トビタテ!留学JAPAN(2026-11-01 確認)
JASSOの協定派遣と学位取得型は大学生が対象なので、高校生の保護者はまずトビタテの高校生等の区分を見ておきましょう。
- 選考があるので応募すれば必ずもらえるわけではない
- 応募には留学の計画を自分で書く必要があり、準備に時間がかかる
- 落ちたときの資金の当ても先に考えておく
貸与奨学金は返済が必要
JASSOの貸与はもらうお金ではなく借りるお金で、返すのは本人です。海外の大学や大学院で学位を取る人には第二種奨学金(海外)があります。
国内で貸与を受けている大学生は条件を満たせば短期留学中も受け取れます。3か月以上の留学なら一時金の増額貸与もあります。
短期留学向けだった第二種(短期留学)と第一種(海外協定派遣対象)は2024年度以降の募集がありません。申し込みは在籍する学校を通します。
出典 JASSO 海外留学のための貸与奨学金(2026-11-01 確認)
経験者100人で返済が必要な奨学金を使った人は3人でした。借りる前に帰国後の返済まで考えておきたいところです。
- 借りた額は帰国後に本人が返していく
- 毎月いくら返すことになるかを借りる前に計算しておく
- 給付を探してから足りない分だけ借りる順にすると負担が軽くなる
語学留学やワーホリで奨学金を使える?
語学留学で奨学金を使った人は56人中3人でした。JASSOの給付は大学の協定や学位取得が前提なので、大学を通さない語学留学やワーホリでは国の給付はほぼ当てにできません。
語学留学の人は在籍大学の短期プログラムの補助やトビタテを先に調べてください。社会人のワーホリは貯金と現地の仕事で用意する人が多いです。
在籍大学の短期プログラムに補助がないかを国際交流の窓口で聞く。トビタテの大学生等の区分も見る。
トビタテの高校生等の区分を見る。学校や自治体の補助も合わせて探す。
奨学金より貯金が中心。現地で働いた分を生活費に回す考え方が現実的。
奨学金を使った人が出発前にしておけばよかったこと
奨学金があっても足りない分は自分で用意します。使った人の声には手続きの早さとお金の余裕の話が出てきます。
語学力はもちろんできるかぎり奨学金の手続きを行く前にしたほうが良かったと感じた。
奨学金も一つの手だと思う。
実際に自分で補う必要のある費用は事前に細かく確認する必要があると思う。
- 奨学金は締め切りが出発のずっと前です。行き先と時期を決めたら同時に募集要項を探し始めましょう。
- 受け取れる額と現地でかかる額の差を先に計算しておくと、足りない分をいくら貯めればいいかがわかります。
留学全体のデータは留学いこうのトップから見られます。
よくある質問
留学に使える返済不要の奨学金は?
JASSOの海外留学支援制度と、民間の寄附でつくるトビタテ留学JAPANが返済不要です。協定派遣は大学を通して申し込み、トビタテは高校生等と大学生等の区分で募集されます。
奨学金に個人で申し込めますか?
JASSOの協定派遣は個人では申し込めず在籍大学がJASSOに申請します。トビタテや学位取得型は応募の仕組みが違うので、それぞれの募集要項で申し込み方を見てください。
語学留学で奨学金はもらえますか?
経験者100人では語学留学の56人中3人が奨学金を使っていました。大学を通さない語学留学は国の給付の対象になりにくく、在籍大学の補助やトビタテを先に調べるのが近道です。
貸与奨学金で短期留学できますか?
国内で貸与を受けている大学生は条件を満たせば短期留学中も受け取れます。短期留学だけを対象にした第二種と第一種の募集は2024年度以降ありません。
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